くらしのこと市

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参加作家紹介  Ren 中根嶺 (京都) instagram
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1.自己紹介をどうぞ。
京都の金閣寺の近くに先輩と一緒に町家を改装し作った工房兼ギャラリーのPolarStaという場があります。
その一画が僕の工房で、金属を使って色々なモノ作りをしています。
肩書きとしては金工です。
金工といってもその中に彫金や鋳金、鍛金など色々な技法があるのですが、僕は大きな機械などを使わない鍛金という技法で生活道具やオブジェ、装身具などを作っています。

2.出展に際して。
オブジェなど直接的に用途がないモノも作る中で、アートピースとしてそれだけで完結するような力のある作品にも憧れますが、僕が作るモノは、それぞれの人のくらしの空間の一部となるような、少し余白というか余地のあるようなものが作れたらな…と思いながら手を動かしています。
同じモノでも他のどのようなモノとどのような組み合わせ、距離感、関係性で在るかで見え方が変わりますし、成す空間も変わってくるように思います。
「くらしのこと」というテーマのもとで、そのようなことと自分自身いま一度向き合えるような機会にできればと。

3.この冬、やってみたいことはありますか?
進行形でやっていることですが、今、自分の工房とお店、住まいを新しく作っています。
京町家をDIYで少しずつ改装しているのですが、この建物がとてつもなくボロボロで今にも倒れそう…
柱の傾きを直したり、床や壁を作り直したり、トイレや風呂を作ったり…やることが山積みです。
普段の仕事とは違いますが、空間を作ることも「つくる」ことですし
繋がるところもあれば全然違う頭の使い方をしなければならないところもあったりと面白いです。
環境が変わると作るモノも変わってくると思うので自分が作った新しい空間の中で、
自分がその空間にどう影響を受けて生み出すものがどう変わってくるのか、それが今とても楽しみです。
そこにも少し繋がるのですが、もう一つずっとやりたいなと思っていてあたためていることが。
鍛金の工房は意外と小さなスペースで全ての作業ができて電気もあまり使いません。
叩く場所、切る場所とバーナーがあればほとんどの仕事ができるので、車の中に作業場を作って好きな場所を転々と旅しながら、その場所場所での環境、見る景色や人との出会いの中で手を動かして
何か新しいモノやコトができたらなと思っています。
今は古いバンの座席を外して床を作ったところで止まっているので、その続きに早く取り掛かりたいです。